elon simul japan

こちらが パート1 です。
(連続したナレーション用、日本語・チャンク分け済み)


スターバックスは、今、はっきり言って衰退しています。
2021年、企業価値は1400億ドルありました。
それが2025年には、1000億ドルを切っています。

たった4年で、400億ドルが消えた。
これは中堅企業が丸ごと、いくつも消えたのと同じです。

しかも問題は、それだけじゃありません。
この先、回復できるのかどうか。
正直、かなり怪しい状況です。

スターバックスは、世界にコーヒー文化を教えた会社です。
コーヒーを、ただの飲み物から、特別な体験に変えました。
一時期は、スタバのカップを持つこと自体が、ステータスでした。

1971年に創業し、2025年には世界中に4万店舗以上。
売上は年間370億ドル規模。
それほどの会社が、なぜここまで苦しくなったのか。

アメリカで売上が落ち、中国事業を手放し、
オーストラリアでは店が次々に閉店しました。
原因は一つです。

スターバックスは、自分たちを作った「基本」を捨てた。
市場は変わったのに、それを理解できなかった。
だから客も、従業員も、怒っているんです。

今日は、その全てを一つずつ見ていきます。
なぜ愛されたブランドが、ここまで来たのか。
これは経営者、投資家、飲食業の人、全員に関係ある話です。

まずは、スターバックスの始まりから。

スターバックスは1971年、
3人の友人が始めた、小さなコーヒー店でした。
売っていたのは、高品質なコーヒー豆だけ。

フードもなし。
フラペチーノもなし。
冷たいコーヒーすらありません。

最初の8〜10年は、静かな商売でした。
急成長も狙わず、野心もない。
ただ、淡々と続ける店です。

やがて店舗が7〜8店になった頃、
一人のマネージャーを雇います。
彼の名前が、ハワード・シュルツ。

1982年のことです。
そして1983年、彼はイタリア・ミラノへ行きます。

そこで見た光景が、すべてを変えました。
人々は、コーヒーを飲みに来ていなかった。
話し、笑い、働き、くつろいでいた。

音楽が流れ、
本を読み、
子どもが勉強し、
友達が集まる場所。

それは店ではなく、居場所でした。

アメリカに戻った彼は、創業者に提案します。
「同じことをやりましょう」

しかし答えはノー。
「今のままでいい」

そこで彼は決断します。
自分で店を作ると。

音楽があり、
ソファがあり、
本があり、
誰でも長くいられる空間。

その店は大成功します。
客が増え、店が増え、
逆に、元のスターバックスは苦しくなった。

そして1987年。
創業者は言います。
「会社を買わないか」

価格は380万ドル。
彼は借金をして買いました。
助けたのは、ビル・ゲイツの父親です。

こうして本当のスターバックスは、
1987年に生まれました。

ここからです。
スターバックスが、スターバックスになったのは。

次に、
ハワードが何をしたのか。
それを見ていきます。

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